Sリーグ 第29回大会


対戦表
最終結果

最終
順位
チーム名 クールナイツ ジュピターズ フィッシャーズ フラワーズ 勝点
得点

失点
守備回 失点率
3 クールナイツ
1-7

1-3

8-8

5-3

1-14

5-5
4 21 40 34 1.176
4 ジュピターズ
7-1

3-1

7-8

8-14

4-12

6-9
4 35 45 34 1.324
2 フィッシャーズ
8-8

3-5

8-7

14-8

1-5

1-2
5 35 35 33 1.061

フラワーズ
14-1

5-5

12-4

9-6

5-1

2-1
11 47 18 34 0.529
※失点率=総失点÷総守備イニング(1イニングあたりの失点数を計算)

コロナ禍で迎えるSリーグ第29回大会は前年に続き新規加盟チームが見つからず、またリーグ設立時より参加していたゼファーズが新型コロナウイルスの影響により1年間の活動休止となったため、2003年の第11回大会以来となる4チームによる年間を通してのリーグ戦となった。当時は3回総当たり計9試合を開催していたが、新型コロナにより先行き不透明な状況下、さらに延期された東京五輪も控えているため4チームによる2回総当たり計6試合の大会形式となった。しかも4月11日に開幕し、東京五輪開催までに大会を終える初の短期集中型開催を決行、不安定な天候もあったが参加4チームの普段の行いが良いおかげで順調に試合を消化し、1度も雨天順延なく梅雨入り前の6月13日に全日程を終えることができた。
第二節の4月25日、東京都に3度目の緊急事態宣言が発令され、埼玉県の主要都市にも まん延防止等重点措置が適用された。これらは延長、再延長を繰り返し結局、第二節以降の5試合は緊急事態宣言下でのリーグ戦であったものの、グランドのある埼玉県三郷市には何も発令されていないため、通常通り開催することができた。
前年の第28回大会で久しぶりのBクラスに落ちたフラワーズが開幕より絶好調。唯一、チーム打率3割超えの強力打線と継投策により他チームを圧倒。4チーム中最多得点、最少失点を記録し最終節を待たず2019年の第27回大会1st Stage以来、約2年ぶりの優勝に輝いた。他の3チームは潰しあい的な試合が多く、2勝3敗1分と負け越しながらフィッシャーズが準優勝。ちなみに負け越しで準優勝となったチームは過去1チームもなく、通算44大会目にして初めてであった。昨年大会に悲願の初優勝を果たしたクールナイツはフラワーズの全勝優勝を阻む引き分け試合があったが3位に終わり、1993年の第1回大会から参加していたジュピターズがチーム史上初の最下位となったが、3チームの勝ち点の差はほとんどなく、フラワーズのみが突出していた大会となった。しかし初の試みである4チームでの短期集中型大会は、どのチームも草野球の本質でもある楽しみながら戦えた大会で成功だったと言える。
昨年の第28回大会は1st Stageが中止、2nd Stageのみ、しかも5チームでの変則開催の中、ゼファーズ戦は全て没収試合になったため実質3試合だったのでMVPを含め各タイトルホルダーは選出されなかったが、今大会は計6試合の特別規約を作成し規定表彰数を変更してタイトルホルダーを決めた。MVPにはフラワーズ優勝の原動力となり投打に活躍した齊藤選手が満場一致で選出された。
来年2022年はSリーグ記念すべき30回目の大会となる。新型コロナウイルスの影響が懸念されるが通常の大会形式に戻れることを切に願うだけである。

MIP 千葉邦明(F)
若山みのる(Fi)
後神壮一(C)
仁上秋広(J)



チーム成績

Team 全試合
出場選手
打率 試合 打席 打数 1B 2B 3B HR 安打 四球 死球 犠打 打点 三振 盗塁 出塁率
フラワーズ 4 .357 6 189 157 44 9 1 2 56 30 1 1 33 19 24 .463
ジュピターズ 8 .243 6 191 144 31 2 1 1 35 42 3 2 29 21 22 .423
フィッシャーズ 5 .221 6 179 131 22 7 0 0 29 41 7 0 21 23 11 .430
クールナイツ 6 .219 6 175 151 30 2 1 0 33 22 2 0 16 32 10 .326
2021年 合計 23 .262 6 734 583 127 20 3 3 153 135 13 3 99 95 67 .412
チーム名をクリックすると各チームの全選手の個人打撃記録が現れます

第29回大会タイトルホルダー
MVP 齊藤 史明 フラワーズ 初受賞
首位打者  後神 壮一 クールナイツ .500 初受賞
齊藤 史明 フラワーズ 初受賞 
打点王 齊藤 史明 フラワーズ 8打点 初受賞
本塁打王 規定表彰数3本に満たないために該当者なし
盗塁王 田辺 秀雄 ジュピターズ 9盗塁 3年ぶり6度目
最多勝  齊藤 史明 フラワーズ 3勝 初受賞
最多奪三振王     佐藤 和哉 クールナイツ 25奪三振 初受賞
ベストコントロール 仁上 秋広 ジュピターズ 3.65 2年ぶり8度目

敢闘賞(各チームより1名選出)
渡邊崇士(フラワーズ) 国谷悟志(フィッシャーズ)
藤村充昭(クールナイツ) 平田光祐(ジュピターズ)

規定打席到達
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