2014年 第22回大会からの変更事項

得失点差から失点率へ

今年で22回目を迎えるSリーグだが、今大会より21年間続いた順位付け2番目の項目だった得失点差が廃止となり、勝ち点の次に重要視されるのは失点率に変更となる。そもそも野球に得失点差を採用している所は世界でも皆無であり、数年前から得失点差の廃止は考えられていた。今大会からはWBCなど世界大会同様に勝ち点が同数の場合、失点率の低いチームが上位になることが決まった。尚、失点率も同率の場合は当該チーム同士の勝敗、さらに勝敗も同じ場合は得失点差が採用される。
※失点率=総失点÷総守備イニング
(1イニングあたりの失点数を計算)


引き分け2試合で1勝の価値

今まで勝利の勝ち点は3点で、引き分けの場合の勝ち点は両チームに1点だったが、今大会より勝利の勝ち点が2点に変更。これにより引き分け2試合で勝ち点が2となり1勝分の価値が出てくる。よって4勝1敗のチームと3勝2分のチームは両チームとも勝ち点8で並ぶことになり負けなければ順位が上になる可能性が出てきた。


全試合出場者表彰

今大会よりSリーグ全10試合に参加した選手は全員、表彰され記念品が贈られることが決まった。尚、表彰は各タイトル同様に翌年の開会式となる。